お勧め本 そしてモノトーンのブックカバー
桜の季節になりましたね。
今年は開花が遅いなぁと思っていましたが、うちのまわりでもようやく咲いてきました^^
まだまだ見頃はこれから!
いい季節です*^-^*
さて、今日は久しぶりに本の話。
読後感がとってもよかった小説のご紹介です。
- 作者: 山本甲士
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2014/03/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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浪人生の真崎光一の家族と同居することになった祖母(ばあちゃん)。
紺のモンペに割烹着、頭には姉さんかぶりの白いてぬぐいという、見た目は絵にかいたような「普通のおばあちゃん」であるばあちゃんが、実は行く先々で「先生」と慕われ、大事にされることに驚く光一。
どうやらばあちゃんは昔からいろいろな人を幸せにしてきたらしい。
ばあちゃんのつくる、びっくりするほどおいしい料理や、相手を想う「優しいうそ」は、問題が山積みの光一の家にもやがて信じられないような奇跡をもたらす・・・
読んだ後、あたたかい気持ちになる幸せな物語です^^
「何事にも心をこめる」ばあちゃんの生き方は、潔く、賢く、そして深い愛がある。
こんな人になりたい!
わたしも、すっかりばあちゃんのファンになってしまいました。
ゆとりを忘れてぎすぎすした心にじんわり染み入る、素敵な小説でした*^-^*
同じ作者(山本甲士)さんの、こちらもお勧めです。
- 作者: 山本甲士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: Kindle版
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こちらは、50歳を目前に会社をリストラされてしまったサラリーマン、芦溝良郎が、公園で見つけたドングリをきっかけに、意外な潜在能力を発揮し逞しく変貌していく様を描いた、痛快な物語です。
序盤は会社社会にありがちな、胸糞悪い(言葉悪くてごめんなさい^^;)シーンが結構でてくるのですが、後半の大逆転な展開には、胸がすく思いです。
おいしそうなお料理シーンもたくさん出てきます^^
また、野草採りや釣りを通しての、人と人とのつながりや心のふれあいも読みどころのひとつです。
男女問わず、楽しめる本だと思います。
やはりわたしは、読後感がハッピーな本が好きだなぁ*^-^*
そして、本つながりで、久しぶりにブックカバーを作りました。
線で描かれたお花がシックで気に入った生地♪
モノトーンで大人っぽくまとめました。
内側も、墨ブラックの織ドット生地を使いました。
白の細いグログランリボンを栞用に^^
白の分量が多いから、モノトーンだけれどさわやかに仕上がりました*^-^*
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