SALTY LIFE by neko015

~手作り布小物と歌の日々~

読書 そして甘いブックカバー

昨日からなんとなく上半身がみしみしする・・・
ハンドメイドによる肩こり?風邪のひき始め?
まさかインフルエンザじゃないよね>_< 祈りつつ、一日家で過ごし、読みかけだった本を一気に読んでしまいました^^



幻想日記店 (講談社文庫)

幻想日記店 (講談社文庫)


「幻想郵便局」「幻想映画館」に次ぐ、堀川アサコの幻想シリーズの第3弾^^
ちょっと不思議な、でも軽いだけじゃないファンタジーです。
物語の舞台は、「誰かの日記は、別の誰かの糧となる」といううたい文句で善男善女の日記を売り買いする店・日記堂。
日記堂には、実にさまざまな人が自分の人生を変える日記を求めて訪れます。
そんなお客ひとりひとりに、もっとも合った日記を選ぶのが、日記堂の女主人・紀猩子。
ひょんなことからここでバイトすることになった大学生の友哉は、猩子にふりまわされながら、不思議な日々を過ごすことになるのです・・・・・



まず、「人の日記を売り買いする」という発想にわっ!!!ときましたね〜〜〜
日記とは、もっともプライベートで、そしてだからこそ、もっとも興味深い読み物なのかもしれません。
真実のこもった言葉には人を動かす力があって、それこそ読んだ人の人生を変えてしまうことだってあるということは確かなんだと思う。
ただし、作中の猩子の言葉にあるように、手記やブログのような、読まれることを前提としたものはどうしてもごまかしが入り込んでしまうからダメ。
日記堂に置いてあるものは、書き手の真実が記されたものだけなのです。


すごく興味深いですよね!!
人生を変える、わたしのための誰かの日記。
ちょっぴりこわい気もするけど、そんなお店がどこかにあるかも、って考えるとドキドキします^^


作品として読み終わった感想は、私的にはピンとこなかったところもあるのですが、日記店という発想が面白かったのでご紹介しました^^
堀川アサコさんの作品では、わたしはこちらのほうが好きでした。


たましくる―イタコ千歳のあやかし事件帖 (新潮文庫)

たましくる―イタコ千歳のあやかし事件帖 (新潮文庫)


これはこの世のことならず: たましくる (新潮文庫)

これはこの世のことならず: たましくる (新潮文庫)


こちらは美少女イタコ・千歳の周りで起こる様々な事件のおはなし。
こちらは「事件帖」なので、結構おどろおどろしい内容ですが、この世のものではなくなってからも続く思いとか、あの世とこの世の境目のあいまいさとか、想像力をかきたてられて面白かったです。



本つながりで、ハンドメイドはブックカバー*^-^*
でも、ご紹介した本とはまったく合いそうもない、甘〜いブックカバーです(笑)


バレンタインデーも近いですし*^-^*
チョコ色とピンクの組み合わせがなんともおいしそうなブックカバーでした。



ミニトートにスティック飲料やお菓子を入れて、おうちでのティータイムも可愛く楽しみたいですね♡





☆1/20(月)〜2/19(水)まで出店中です♪

『金の道銀の道』
 10:30〜19:30

 年中無休 (01/01を除く)



藤沢市湘南台2-5-11 ウエストプラザ1F

TEL 0466-46-5511

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