SALTY LIFE by neko015

~手作り布小物と歌の日々~

お気に入り文庫コレクション そしてトラポーチ

今日は本の話。
だいぶ増えてきた、わたしのお気に入り文庫コレクションのなかでも、1、2を争うヒットだったのがこちら。



任侠病院 (中公文庫 こ)

任侠病院 (中公文庫 こ)




阿岐本組は、所帯は小さいながらも、独立独歩で天下に恥じない任侠道を貫く、今時珍しい正統派のヤクザ。
そんな組を率いる阿岐本雄造は、なぜだか文化的な事業にあこがれがあるのか、潰れかかった出版社や学校の運営を引き受けてしまう。
そんな「任侠書房」「任侠学園」に続き、阿岐本組長が乗り出したのは、今度は病院だった!!


ヤクザ、と聞くと決していいイメージは浮かばないですが、任侠、という言葉から漂うのは、「実直」「哀愁」「男気」「一本道」など、なにやらよさげなイメージばかりなのはなぜなのでしょう?
やはり、高倉健さんの影響が大きいのでしょうか笑
でも、この小説の中心人物として据えられている代貸(だいがし:組のナンバー2のことをそう呼ぶらしい)の日村誠司の人となりは、健さんに通じるものがあるのです。
ヤクザの世界は、上からの指示には絶対服従の完全な縦社会。
日村は、阿岐本の指示に従いつつ、組の若い衆もまとめつつ、の、会社で言ったらまさに中間管理職のような立場。
次々に不良債権ならぬ、不良物件?を引き受けてしまう阿岐本に翻弄されながらも、まっすぐに進むしかない日村の不器用さに、なんともいえぬ人間らしさを感じ、知らぬ間に「惚れてしまっている」自分に気づいてしまいますよ*^0^*


ヤクザの世界のしきたりや専門用語なども垣間見ることができ、よくできた小説としてさらっとただおもしろく読むこともできるし、阿岐本の言葉・日村の行動を深く味わうこともできる。
読む人によって、いろいろな楽しみ方ができる小説だと思います。
男性にもおすすめ。
わが夫も「すごく面白い!!」と大絶賛していました(笑)
(最初、わたしが薦めたときは、「は?任侠?何言ってんだ?」くらいに思ってたそうなんですが笑)
ぜひ、シリーズで読んでみてください*^-^*






それから、こんな本も読んでみました。




本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)




ご存じホリエモンの著書。
書店でちらっと中を見て、あ、なんかちょっとわかるかも・・・?と思って買ってしまった一冊でした。
こちらも、言っている内容は大変シンプル&正統派です。ある意味、任侠的です。
ただ、これを実際にやるというのは、やはりかなりの努力とエネルギーが必要だろうということ。
ホリエモン、これまたあまりいいイメージのないかた(ごめんなさい)ですが、すごい人であるということは間違いない。
一度読めばもう必要ないタイプの本ですが、こんな本がMy文庫にあっても面白いと思ってます^^




そして、疲れた頭にはこちら。



癒されたい日のぼのぼの (竹書房新書)

癒されたい日のぼのぼの (竹書房新書)




癒されちゃってください*≧▽≦*
でも、なかなかどうして、深〜〜いかも!?






今年もいい本にたくさん出会えますように(^^♪








ハンドメイドはトラポーチ!



大胆なトラ模様が目を引く生地です。
ちょっと拗ねたような口元がカワイイ*^-^*
トラさんとトラさんの間が、ハートのようになっているところもニクイ!





ボトムも、同色系の柄生地で統一感^^
内側もきれいなブルーのナイロン生地で、徹底してブルー!!





大人っぽく動物柄を楽しめるポーチです*^-^*