SALTY LIFE by neko015

~手作り布小物と歌の日々~

読書 そしてブックカバー

久しぶりの更新^^ゝ
クリスマスが終わって、昨日クリスマスツリーを片づけたのですが、ひと月近くあったものが無くなり、なんとなくお部屋ががらんとした感じです。
実は、昨日飾りを外して、今朝ツリー本体をしまったのですが、ひとつ発見しました。




飾りのないクリスマスツリーはただのうっとおしい存在である



オーナメントや電飾のキラキラっていい仕事してるんですね(笑)




ところで、先日、ちょっと時間を見つけてカフェで読書を楽しんできました^^






(P[む]1-1)コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[む]1-1)コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル)





最近のお気に入り、村山早紀さんの本です。
どんな内容かは、こちらの前書きで・・・(『』引用)

  


  『風早の街の 駅前商店街のはずれに
   夕暮れどきに行くと
   古い路地の 赤い鳥居が並んでいるあたりで
   不思議なコンビニを 見つけることがある
   といいます


   見慣れない 朱色に光る看板には
   「たそがれ堂」の文字と 稲穂の紋
   ドアをあけて 中に入ると
   ぐつぐつ煮えているおでんと
   作り立てのお稲荷さんの甘い匂いがして

   
   レジの中では
   長い銀髪の髪に 金の瞳のお兄さんが
   にっこりと 笑っています
   切れ長の目は きらきら光っていて
   ちょっとだけ 怖いけれど
   明るくて あたたかい声で
   その人は「いらっしゃいませ」
   と言うのです


   「いらっしゃいませ、お客さま
   さあ、なにを お探しですか?」


   そのコンビニには
   この世で売っている すべてのものが
   並んでいて
   そうして
   この世には売っていないはずのものまでが
   なんでもそろっている というのです


   大事な探しものがある人は
   必ず ここで見つけられると
   いうのです


   店の名前は たそがれ堂
   不思議な 魔法の コンビニです』





いかがでしょう。想像できましたでしょうか^^
たそがれ堂には、本当に大事な探しものがある人しか、たどり着けないんです。
噂に聞いて、行ってみたいと願っても、誰もが行けるお店ではないんです。
ひっそりと、でも確かにそこにあって、たどり着いたお客さんには、あたたかいおでんとお兄さんの妖しい笑顔、そしてお探しのものが待っている。



あぁ 素敵



行ってみたい。でも、ちょっと怖い?
じんわり、心に効く作品です^^


同シリーズで、『コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状』 『コンビニたそがれ堂 星に願いを』『コンビニたそがれ堂 空の童話』があります*^-^*
いずれも涙必至。ぜひ、シリーズで!!オススメします。





ハンドメイドは、ファンタジーにぴったりなブックカバー。



優しい色合いでまとめました。
ベージュのベロアリボンであたたかみをプラス*^-^*



内布はミルクティーカラーの帆布で、しっかりした仕上がりです。




何かと忙しい年末年始。読書で現実逃避・・・というのはわたしだけかしら^^;