SALTY LIFE by neko015

~手作り布小物と歌の日々~

豪邸見学 その2


次に訪れたのは、Marble House
こちらは、The Breakersを建てたCornelius VanderbiltⅡの弟にあたる、William K. Vanderbiltの別荘でした。
彼はここを、妻Alvaの39歳の誕生日に与えたというのですから、またすごい話です。






ベルサイユのプティ・トリアノン風に建てられたこちら、室内もまさにベルばらの世界です(笑)
ここはGold Ballroom、つまり社交の場ですね。金ぴかでまぶしい〜〜!
(やはり撮影禁止のため、ポストカードから・・)
Marble Houseという名のとおり、建築にあたってはかなりの量の大理石が使われました。
建築費用$11million(in 1892)のうち、実に$7millionが大理石に費やされたんですって!
結局、その3年後に夫妻は離婚してしまったので、こちらの別荘はほとんど使用されなかったそうです。
Alvaが再びこちらを使うようになったのは再婚相手の死後のこと。


女性参政権運動に参加していた彼女は、裏庭の一画に新たにチャイナティーハウスを建てて、集会を持ったりしていたそうです。
こちらでは5月から10月の間、お茶やスナックをいただくことができます。お庭や海を眺めながらゆっくりできてなかなかよかったですよ^_^
ただ、どう考えても邸宅の雰囲気とは合わない外観なんですけど・・・?





1932年にMarble Houseは売却され、1963年にはPreservation Society of Newport countryに委ねられました。
1971年には、National Register of Historic Placeとなっています^_^







最後にもう1軒、Rosecliffというところを見てきました。
時間がなく、外観だけの見学でしたが、左右対称で美しい邸宅でしたよ*^_^*
ベルサイユのグラン・トリアノンがモデルなんだそうです。
オーディオガイダンスが利用できるようになったとのことなので、次回は中も見学してみたいな^_^





来年、バラの季節に来るといいかも!今年はもう剪定されちゃってました^_^;
この週末は散策するには暑すぎず、寒すぎずちょうどよかったですが、やはり緑と青空の美しい夏の初めに来るのがベストかな^_^
ボストンから車で2時間弱なので、また来たいです。


Preservation Society of Newport country http://www.newportmansions.org/