SALTY LIFE by neko015

~手作り布小物と歌の日々~

贈り物のしかた

一時帰国まであと1週間となったので、今日は息子たちとクインシーマーケットにお土産を買いに行きました。




ここはいつ来てもにぎわっていて楽しい雰囲気です。
今日は大道芸のお兄さんたちがいました。ひとりがもうひとりのお兄さんの頭に乗って、物騒なナイフ!でジャグリングしていましたよ〜。
トークもおもしろくて、人気を集めていました^_^









ボストンならではのお土産ってなかなか思いつかないし、ほとんどがmade in Chinaだったりするけれど、ひとりひとりのお顔を思い浮かべながらお土産を選ぶのは楽しいです^_^
ついつい長居になり、息子たちには「まったく女っていうのは〜〜(怒)」と言われてしまいました^_^;





そういえば、渡米前に「アメリカにはお土産の文化はない」と聞いていましたが、実際にはそんなことないです。
どこに行ってもお土産屋さんはあるし、もともとプレゼント好きのアメリカ人ですから、旅行に行ったりしたらやっぱりお土産は買うようです。
ただ、日本人のように義理(たとえば、旅行に行ったら会社にお土産を買ってくる・・・といったような)で買うことはしないようです。
正論ですね!でも、日本ではなかなかそうはいかないのかもしれませんね^_^;

また、先日英会話の先生がこんな話をしてくれました。
以前担当していた日本人の生徒さんが最近出産をしたので、お祝いのプレゼントを持って行ったそうです。すると、次の週にその生徒さんが「お返し」のプレゼントをくれたからビックリしたんですって。
日本人のわたしは、「ああ、内祝いのことだな・・」てわかったのですが、アメリカ人の先生はとっても違和感を感じたそうです。
アメリカ人にとって、結婚や出産のプレゼントは、その当人が余計なお金を使わなくていいように、必要と思われるものを贈る、という発想です。節約の意味合いもあるということです。
そして、自分もその立場になったときには同じように贈り物をいただくだろうから、(金銭的な面で)平等だと。
先生は、「せっかく余計なお金を使わないようにとプレゼントしたのに、自分が贈ったものより高価そうなものをお返しされてとまどった」そうです。
「アメリカ人は長い目で見たら平等、という贈り物の仕方だけど、日本人はすぐにお返しをしたいんだね」と言っていました。

なるほど・・・おもしろいです!そういう面では、確かにアメリカは合理的。
日本はそれだけ豊かだってことなのかな・・・

いずれにせよ、物のやりとりだけではなく、心もともなっていたいものです。