SALTY LIFE by neko015

~手作り布小物と歌の日々~

二男の高校受験回顧録 そしてレースのトートバッグ

二男の高校が決まり、先週末はちょっとバタバタ過ごしていました。
紆余曲折ありましたが、結局、最後に見学にいって気持ちが傾いていた某私立高校に進学が決まりました!



受験勉強の波に乗りきれず、特に行きたい高校も見つけられず、最後まで惑っていた二男。
通っていた塾の方針に違和感を感じながらも頑張っていたのですが、やはり嫌だったのですね。
夏休み明けくらいから、どんどんやる気をなくしていって、塾(先生)が嫌いになり、授業も休むようになってしまったんです。
12月の段階では、もう行ける私立高校でいいや。と、半ば試合放棄のような形で受験を終わらせようとしていたんです。



親としては、最後までチャレンジしてほしいけれど、あくまで高校は人生の通過点。
ここで無理を強いて、勉強が本当に嫌いになったり、高校生活が楽しくなくなったりすることのほうが残念なので、最終的には本人の意思を尊重することにしました。
幸い、二男が「ここなら・・・」と思えた高校は、わたしたち親にとってもとても魅力のある、良い学校^^
実際に話を聞きにいったときの印象もよく、わたしも「ここを第一志望にしてもいいかな。」と思っていました。
でも、その時対応してくださった先生が、「ぜひ公立高校にもチャレンジしてみてください!」と勧めてくださったんです。



神奈川県の高校受験のシステムは独特で、12月に私立高校側と中学校側の先生同士が「教育相談」を行い、私立高校側が提示している成績をクリアしている生徒については、ほぼその時点で合格が確約されます。
ですから、いわゆる「滑り止め」が確保された状態で、受験生はよりレベルの高い高校を受験できるのです。



「ぜひ、より高いレベルの公立高校にチャレンジしてみてください。そして、もしご縁があったら、どうぞうちの高校にきてくださいね」
高校の先生は、そんな風に二男に話してくれました。
そんなことがあり、冬休みが終わるころです。二男が、「・・・いちおう、公立高校も受けてみるわ」と言い出したのは!



期待しないでよ、公立受けるからっていまさら特別な努力とかしないから!と言う二男でしたが、わたしたち親は「その言葉を待っていたよ!!」と嬉しい気持ちでいっぱいでした!!
私立がだめとか、公立にいってほしい、とか、そういうのではないんです。
ただ、二男が経験もせず、最初から勝負から逃げているのがもどかしかった>_<
だから、いろいろなことからずっと逃げてきた二男が、ここにきて自分で決心したことが本当に嬉しくて・・・
それから受験当日まで、二男はすべて自分の考えで行動し、見事にいろいろなことをやりきりました*^-^*



結果的には、受験した公立高校には受からず、最初に決めていた私立高校に進学することになったのですが、なんだかとても充実した日々を過ごしたように感じています^^
わたしも反省することがたくさんあり、勉強させられたなぁ・・と。
たかが高校受験、されど高校受験。
親も子も、大切な人生経験をさせていただきました。




公立高校の合格発表の日、結果を聞いた夫が、二男に「受験お疲れ様!」とお土産を買って帰ってくれました。



大きなカピバラさんの抱きぐるみです(笑)
「俺は全然頑張らなかったから、この結果は当然なんだ」としれっと言う二男ですが、やはり不合格という事実は気持ちの良いものではないはず。
ふんわり、やわらかなカピバラさんが、本人も気づいていない心の痛みを癒してくれるといいな^^
夫、ナイス(笑)



4月から高校生となる二男よ、君に幸あれ!!*^0^*







さてさて、ハンドメイドはオーダーのレースのトートバッグ♪



エステのまさみさんからのご依頼です^^






ラベンダー色、シルバー、すみれ色のお花柄。
全体的に淡〜いトーンのバッグです^^





只今オーダー品がたまっています>_<
がんばらなくちゃ!