SALTY LIFE by neko015

~手作り布小物と歌の日々~

上品ポーチと父入院記録

お休みが終わって今日から学校。
我が家では、夫と二男が月曜日もお休みだったので、なんだかすごく長いお休みだったように感じます。
でも実際の生活は、出たり入ったり結構ばたばた忙しく、あまり休んだ気はしなかったなぁ*_*


さて、今日はハンドメイドから・・・
サークルレース生地を使って、ポーチを作りました♪



ちょっとお上品な感じにしたかったの^^



ベロアのリボンがお嬢様風。
紺っぽく見えるけれど、濃いパープルです。
サイドのテープにもレースを重ねました。




内側はデコレクションズさんの小さなブーケ模様生地^^
小さなポケットつけました。




ふっくら、優しい手触りのポーチです*^-^*







父の入院14日目。
退院のめどがつきそう、という明るいニュースがありました^^
想像より早い退院で、逆に母は「もう少し長く入院させてほしい!」とドクターに頼むくらい(笑)
でも、脚のほうは日に日に色が良くなり、腫れも少し引いた感じなので、まずはよかった!
今は、薬の量を決めるため、様子をみている状態だそうです。
今回のこと、記録しておきたいと思います。




今回、父が入院することになったのは「深部静脈血栓症」という病気のためでした。
「エコノミークラス症候群」「ロングフライト症候群」とも呼ばれる血管・血液の病気です。
なにかの原因で、下肢の静脈に血栓ができて血液の流れが滞り、その結果、つま先から腿まで浮腫、チアノーゼなどの症状が出ます。


父の場合、血栓の量が半端なく、脚先からおなかのあたりまで詰まっていたそうです>0<
そして、恐いことに、万が一大きな血栓が動いて、血流にのって心臓、肺に到達してしまうと、「肺塞栓症」をひき起こし、死に至ることもあるということでした。
父は、夜シャワーを浴びていたときに急に脚が痛くなり、みるみるうちに腫れていったのですが、あの夜、朝まで様子を見ずに、すぐ救急病院に行って本当によかったと思います・・・
診察してくださった救急病院のドクターからも、



「今晩来て下さって本当によかった!」



と言われました。
実際、入院・治療は翌朝になってから別の病院で、でしたが、救急のドクターからは



「もし、今晩寝ている間に胸が苦しくなったり、おかしいなと思ったら、我慢しないですぐ救急車を呼んでくださいね!」



と脅されたほどでした。
これには、普段まったくのんきで危機感のない父も仰天したようで、その晩は、昔祖母が使っていた、家庭用の緊急呼び出しボタンを出してきて、隣室で寝ている母に「何かあったら押すから来てくれ!」と頼んでいました^^;



幸い、ボタンのお世話になることなく(笑)無事に朝を迎えて、入院後は、下大静脈フィルターを鎖骨上から挿入し、血栓が肺に飛ぶのを防ぎつつ、血液をさらさらにする点滴薬で新たに血栓ができるのを防ぐ治療を行いました。
これを一週間くらい続け、いまある血栓が肺に移動する危険性が低くなったところで、フィルターを取り除き、あとは経口のお薬を続ける治療になりました。
血栓というのは一週間もすると硬くなり、はがれて移動する可能性が低くなるそうです。
また、恐いのは大きな血栓だけで、小さな血栓は正常な人であっても普通に血液中に流れており、また、肺には体の部位から流れてきた血栓をとらえ、それを溶かす作用もあるそうです。
フィルターを外す、と聞いたとき、「え、大丈夫なの?!」と心配したのですが、この説明を聞いて納得、安心しました^^



父の主治医の先生は、偉ぶったところが全然なく、さりとて頼りない感じでもなく、非常に気持ちの良いかたなんです。
まだお若いので、最初のころは、「お任せして大丈夫なのかな」と失礼ながら思っていたのが申し訳ないです^^;
正直いってあまりよい評判をきかない病院なのですが(失笑)、今のところとくに問題なくよく診てくださっていて、感謝感謝なのです*^-^*



静脈血栓症のほうは新たなものができない限り、落ち着いたといえるかな?
退院後は、新たな血栓を作らないように注意することと、悪化してしまった糖尿病のケアに最善を尽くすことになりそうです。
痛みは続いているので、まだまだ厄介な日が続きそうですが、みんなで協力していければいいなぁと思っています。




主治医の先生の言葉



「○○さん(父のこと)、自分ではまだまだお若いつもりだと思いますが・・十分立派な、高齢者ですから。」



先生、よくぞ言ってくださった(笑)
自覚がない父に、100万回でも聞かせたいお言葉でした^0^