ペルシャ絨毯

今日、家具屋さんに行ったのですが、手続きカウンターに飾ってあった素敵なものをご紹介させてください。

ペルシャ絨毯です^-^
色合いが素敵！

とても細かい柄です。
二人の職人さんが、手作業で３年がかりで仕上げたものなんですって！
素材はシルク。深みのある色を組み合わせて丁寧に織りあげられています。
もともとは、砂漠地帯で寝具として使われており、砂が入り込まないよう目が詰まって織られているため、ゴミやダニなども入り込めず、汚れにくく丈夫なんだそうです。

そして、通は裏側を見るんですって。
裏側をみれば、絨毯の質の違いが一目瞭然なんだそう。いいものは縦・横のラインがまっすぐで、模様がクリアに表現されているということです。
ちなみにこちらの絨毯は、「国宝級」といえるほどのお品物とか！@0@/
柄は、お花や動物をモチーフにしたものが多いです。ペルシャ（現在のイラン）地方は国土のほとんどが砂漠気候もしくはステップ気候ですから、とりわけ植物や動物への思いが深いのだそうです。職人さんたちは、それぞれの思いをこめ、ときには想像も交えながら、時間をかけて丁寧に織りあげているのだと伺いました。
触らせていただくと、とてもなめらかで驚きます。
敷くのはもったいない気がします。

ところで。
恥ずかしながらワタクシ、初めからこちらの絨毯に興味があったのではなく、そこについていた値札に目がとまったのでした。
大判の玄関マットほどの大きさなのですが、お値段200,000円。
わぁ〜〜これ１枚で２０万円だって！すごいねぇ・・・
なんて、母と話していたのですが、あれ？？よく見ると別の数字が・・

お値段200,000円。ではなく、×３６回　でした！　つまり、お値段7,200,000円！！

職人さんたちの、渾身の一作ですものね^-^;;
大事にしてくださるかたとご縁があるといいですね。