MITミュージアム
東日本大震災から1年。3月11日は絶対に忘れてはいけない日になりました。
当時アメリカにいて、実際にその衝撃的な出来事を経験していないわたし。
そのつらさや悲しみ、苦しみを共有できていない気がして・・・後ろめたいような、そんな気持ちが常に心のどこかにあります。
自分にできることは何か。
これからも、自分に問い続けていこう。改めて思いました。
犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りしますとともに、被災された方々が少しでも笑顔を取り戻せますように・・・・
今日は穏やかなお天気だったので、お散歩を兼ねて、MIT museumに行ってきました。
1階で面白かったのが、この展示。
↑の2枚の写真、どちらもアインシュタインの顔に見えませんか?
ところが、絵から離れて見ると・・・
なーんと、違う顔に見える!!
8枚、全部そうなんですよ^0^面白い技術ですねー。
実際に見ると、写真よりもっと違ってみえますよ!
2階は、ロボット技術やホログラム技術などを紹介していました。
わたしの興味をひいたのは、モーターを使って物を動かす原理を利用した不思議装置。
まずはこれ。
これ、1番左のモーターによってギアがまわります。ギアは組み合わさっているので、右隣に動きが伝わっていきますよね。
ここまでは、普通に納得できるのですが・・・
なんと、最後のギアが1周し、この仕組みが1サイクル終わるに至るには、13.7billion
years(137億年!!!)かかるんですって!!
なんじゃそりゃ〜!!
おもわず、「何のために・・・?」とつぶやいてしまったわ^_^;
そしてお次。
立派な装置。下部についたモーターが何やら一生懸命うなっているのですが〜
いったい何が動いてるの?
答えはこれ↓
座ってる人の顔の向きがかわるの!
え〜こんな人、どこにいるの?と思われたかた。
ここに、いました・・・すっごく小さいです・・・
ちなみにこの装置の名前、「alone」でした^_^;
ほかにも、蛇口のようなところからボールチェーンが延々出てくる装置とか、見てるとおもしろいんだけれど、「・・で?」と突っ込みたくなるような不思議装置(笑)がいろいろ展示されていました^0^
技術者たちのユーモアあふれる遊び。そんな気がしました。
MITでは、科学Scienceと芸術Artは同じ線上にあるもの、としてとらえているようです。
MITには世界最高峰の技術者たちが集まってきますが、ユーモアにあふれ、どこか芸術家のような自由で枠にとらわれない発想、行動を併せ持っている。
天才とナントカは紙一重・・・・なんとなく、そんな言葉を思い出した1日でした^_^
MIT、やっぱりすごいですな!!
MIT museum http://web.mit.edu/museum/